組織ぐるみの隠蔽工作、信用回復は容易ではない
2004年 05月 21日
三菱ふそうトラック・バス製のトラックやバスの事故が、92年から部品の亀裂や破損などにより不具合や事故が起こっている事がわかっていながらリコールに対応しないで、96年5月には『重大事態を招く』と見解を得たにもかかわらず、『隠して対応する』事にした。
その後リコールを避ける不正なヤミ改修を続け、問題が起こりだした92年からもう既に10年以上問題が放置されていた。
問題が起こっているとわかった時点で早く対応していれば、横浜の母子が死傷した事故や、02年10月の山口県で起こったトラック運転手が死亡した事故も起こらなかったでしょう。
山口県の事故のトラック運転手の人は、トラックのブレーキが故障したまま走行したとされ、業務上過失致死で容疑者扱いされています。
しかし、このトラック運転手は事故前に「高速走行でうなり音がする」と勤め先の運送会社の社長に訴えていたましたが、その年の6月の車検には通っていたし、7、8月に2回点検に出したがトラックに問題は見つからなかったのです。
遺族の方は「リコール隠しのせいで容疑者扱いされた」と怒りを隠しきれません。
運転手の弟さんは「今まで証拠がなかったが、警察の捜査で三菱の役員が逮捕されれば、名誉回復のため訴訟を起こしたい」と話している。
他にも、車検や点検で問題箇所がありながら隠蔽工作で見て見ぬ振りされ、事故が起きて、運転手の過失にされた事もたくさんあると思う。
今更謝ったって亡くなった命は帰ってこないし、信用回復も簡単に出来るものじゃないでしょう。
悪い意味で『ちりも積もれば山となる』のごとく、今の三菱には周囲からの不信感や遺族の悲しみ怒りが隠し続けてきた分だけ降り積もっていると思います。
ただただ、2度とこのような事が起こらないようにして欲しい。
その後リコールを避ける不正なヤミ改修を続け、問題が起こりだした92年からもう既に10年以上問題が放置されていた。
問題が起こっているとわかった時点で早く対応していれば、横浜の母子が死傷した事故や、02年10月の山口県で起こったトラック運転手が死亡した事故も起こらなかったでしょう。
山口県の事故のトラック運転手の人は、トラックのブレーキが故障したまま走行したとされ、業務上過失致死で容疑者扱いされています。
しかし、このトラック運転手は事故前に「高速走行でうなり音がする」と勤め先の運送会社の社長に訴えていたましたが、その年の6月の車検には通っていたし、7、8月に2回点検に出したがトラックに問題は見つからなかったのです。
遺族の方は「リコール隠しのせいで容疑者扱いされた」と怒りを隠しきれません。
運転手の弟さんは「今まで証拠がなかったが、警察の捜査で三菱の役員が逮捕されれば、名誉回復のため訴訟を起こしたい」と話している。
他にも、車検や点検で問題箇所がありながら隠蔽工作で見て見ぬ振りされ、事故が起きて、運転手の過失にされた事もたくさんあると思う。
今更謝ったって亡くなった命は帰ってこないし、信用回復も簡単に出来るものじゃないでしょう。
悪い意味で『ちりも積もれば山となる』のごとく、今の三菱には周囲からの不信感や遺族の悲しみ怒りが隠し続けてきた分だけ降り積もっていると思います。
ただただ、2度とこのような事が起こらないようにして欲しい。
by toygarden
| 2004-05-21 16:58
| 国内[事件・事故]